老いと顔

48歳のアラフィフ真っ只中。

20代の頃、30歳になりたくないって思ってた。

30歳はすごいおばちゃんで、老いを感じる第一段階と思ってた。

ところが、30歳の誕生日は普段と変わらずにやってきて、劇的に変化することもなく、周囲の対応が変わるわけもなく(当然だけど)過ぎてしまった。

あの、妙な焦りから、20年。

途中、何度か、見た目の劣化を感じつつ、それでも年齢など気にすることもなく生きてきた。

ほうれい線?

白髪が・・・

しみ?たるみ?

ふと、この1年ほどでおでこにもシワが・・・うん、確かに加齢のきざしが感じられる。

そして、この半年ほどで気がついたこと。

顔が大きくなってる!!!

昔から、「顔ちっちゃい」って言われてきたのだけど、確実に大きくなってる。

しかも、太っているのではない。

その証拠に、痩せても、やつれるばかりで顔の大きさは変わらない。

「あーーーー、ね」

老いが顔に出るって、ここにもかぁって感じた。

顔のパーツも、線がうすくなり、強化のためにラインを引かなきゃならなくなって、輪郭って、どうやってシャープに見せるんだろ?

変にシャドウ入れたら、デーモン閣下になりそうだ。

ただでさえ、おかま顔だから、化粧もあまりせずにきたのだ。

若い頃から、あまり鏡を見なかったけど、今度は「見たくない」気持ちから、鏡を見なくなる。

悲しいなぁ。。

でも、同時に思うのだ。

老いて醜くなっても、愛してくれる人がいればいいじゃないかって。。。

見た目にごまかされず、労わり合える相手こそが、生涯の相手じゃないかなって。

あと、何年生きていくか分からないけれど、その間にそんな相手が現れるかどうかは、更に分からないけど、例え、現れなかったとしても、前向いて生きていけるように、せめて、表情くらいは明るくはつらつとしていようって思うのだ。

そのためにも、ちゃんと生きなきゃね。

と、決心する、9月26日。。。何の記念日でもありません。